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吉永孝雄の私説 昭和の文楽 (近松研究所叢書) [ハードカバー] [売れた本]

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吉永孝雄の私説 昭和の文楽 (近松研究所叢書)

吉永孝雄の私説 昭和の文楽 (近松研究所叢書)

  • 作者: 青木 繁
  • 出版社/メーカー: 和泉書院
  • 発売日: 1995/05
  • メディア: ハードカバー




内容(「BOOK」データベースより)
寄席にその姿を見ない日はないと噂された希代の「文楽好き」が、初めて語った昭和文楽の苦闘の時代。四ツ橋文楽座の開場から国立文楽劇場設立に至るまで、生涯を通じて文楽をこよなく愛し、文楽普及のために奔走した吉永孝雄の聞書をもとに編集。


さらに情報追加。


 Mr.「I[黒ハート]文楽」が見守り続けて来た昭和の文楽の記録。清濁併せ呑みありのままの文楽を素直に愛したという点で他の追随を許さないのではないだろうか。吉永さん個人の好みもあるだろうし、世の批評の傾向に対する考えや、ご自分の立場を問わず語りに述べてもいるが、基本的に、文楽はこうあるべきなどといった押し付けや決め付けが無く、後年国立文楽劇場設立メンバーに加わり、文楽協会専門委員、国立文楽劇場専門委員を歴任されているが、最後まで純粋に文楽を好きな気持ちを忘れずに抱き続けている。芝居を見る側の姿勢としてひとつの理想形を示してくれる、これは文楽見物の達人による「芸談」と言えるだろう。

P115 湯川秀樹「浄瑠璃の不思議さ」
P137 浄瑠璃というものをしんどくしたのは武智君でしょう。
P235 イラスト入りで人形の型を採っている。
p55  《「痴呆の芸術」論前後》で当時のインテリによる辛辣な文楽批判。
     ボロクソに貶している一方で三業の技術に対しては一目措いているのが笑える。


目次 

 序にかえて 青木 繁

 Ⅰ昭和文楽の思い出
四ツ橋文楽座開場
松竹入社を考える
文楽座に入り浸る
古靭大夫の櫓下襲名
新義座
戦時下の文楽
四ツ橋文楽座の焼失
罹災した文楽
古靭文庫の焼失
文楽医者と『弥大夫日記』
天皇行幸
劇評仲間との出合い
文楽の戦後
芸人の生活
文楽分裂
あがく文楽
合同への長い道のり
道頓堀文楽座開場
文楽よ何処へ行く
両派合同 文楽協会設立
文楽協会の研修
文楽座から朝日座へ
文楽青少年芸術劇場
国立文楽劇場設立まで

  Ⅱ劇評家と文楽の人々
劇評家 山口廣一と武智鉄二
豊竹山城少掾
清六との仲たがい
八世竹本綱大夫
一〇世豊竹若大夫
三世竹本春子大夫
初世栄三・文五郎
二世桐竹紋十郎
吉田栄三郎・二世栄三・玉男
四世鶴澤清六
一○世竹澤弥七
六世鶴澤寛治
二世野澤喜左衛門

 Ⅲ新作・復曲と演出
文楽と新作
新作文楽の演出と稽古
近松物の復曲
『曽根崎心中』
『心中宵庚申』

 あとがきにかえて 吉永孝雄

 付録
1.人形型取り
2.吉永孝雄略歴
3.吉永孝雄業績目録
4.三業人名一覧

 後記

 コラム 
四ツ橋文楽座
古靭大夫の四ツ橋文楽座開場興行挨拶
昭和二二年六月一四日文楽行幸記
昭和二○年代における関西の演劇雑誌
「痴呆の芸術」論前後
道頓堀文楽座
財団法人文楽協会の研修
文楽協会初年度の観客動員と決算
『義太夫調査書』
学生鑑賞の初まり
文楽の新しい観客
昭和初期の日本放送協会と文楽
栄三・文五郎と二流文楽論
新作文楽(上演記録)
西亭と新作・復曲
近松物復曲上演記録
吉永演出ノート


『艶容女舞衣』Osonowiki.jpg
『艶容女舞衣』 冨田人形共遊団(滋賀県長浜市)〜Wikipediaより



文楽。。。

日本の伝統芸能とか
人形浄瑠璃とか。
こうした方面に熱中する、
というのを想像したことがなかった。

こういうものがわかる趣味の幅の広さを
もつほどの余裕が欲しいものです。




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