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2014年の大河ドラマ [テレビの話題]

たまたまラジオで耳に飛び込んできたので、
検索してみたら、数日前にこんなニュースが
あったことがわかったのでご紹介。



14年大河ドラマに明智光秀浮上

 2014年のNHK大河ドラマについて、戦国武将の明智光秀を主軸に描くプランが浮上していることが18日、分かった。複数の関係者によると、8月上旬までに光秀の名前が有力候補として挙がり、局内で検討されていたという。

 光秀は「主君織田信長を討ち滅ぼした謀反人」「三日天下」など、一般的には好印象という人物ではない。出自においても謎が多く、本能寺の変に至った動機も諸説あるなど、未知の部分の多い人物だ。

 一方で、時代の大きな転換期に、多大な影響をもたらしたキーマンでもある。義に厚く、勤勉で学問好きで、古い秩序を重んじるまじめな男として評価は高い。軍師として参戦した一向一揆では、夜討ちに備えるように進言し、予想通りに夜討ちがあるなど知略に満ちていたとされる。鉄砲の名手で、歌人でもあり、文武両道の名将。善政を敷き、領国では税を抑え、庶民に慕われていた。

 さらに愛妻家としても知られ、妻煕子(ひろこ)のほかに側室をおかず、ただ1人を愛し続けた。煕子も、自分の髪を売り、夫のために金を用立てたという話もある。光秀の娘玉(細川ガラシャ)も優しい父を慕い、尊崇していた。

 今年の大河ドラマは平安末期、来年の「八重の桜」は幕末を描く。再来年は、人気の戦国時代がテーマというのは自然の流れといえる。光秀を描くとなれば、激動の時代に信念を貫いた新しいイメージの「人間光秀」と家族の絆などがテーマになるとみられる。

 [2012年9月19日7時16分 紙面から]



うん、これは、新しい切り口だ。
歴史のなかの悪役について、
人間としての魅力が描かれることは
とても面白そうだ。


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光秀の肖像画はなかなか凛々しくて悪役には見えない。


現代のような情報過多の時代とは違い、
かつての歴史というのは、
生き残った側に都合良くつくられる。
敗れた側、死んだ者には配慮されることはない。


平清盛や、源氏に滅亡させられた平氏一門についても、
平家物語のなかでことさらに平家を悪者に描くことで
源氏を正当化する、という視点でまとめられている。
それが既成事実として琵琶法師によって語られ、
さまざまな書き物の形で記述され、それが歴史の事実とされてきた。
必ずしもそうでないことは、近年の歴史研究により指摘され、
大河ドラマが清盛を英雄像の側面から取り上げることで
古い歴史認識をぶち壊すことに一役買っている。


明智光秀についても同じ。

歴史のたった一点において、
謀反という形で信長を本能寺で追いつめ、
天下を手に入れ、そして哀れな末路をたどった。
それだけで、末代まで悪役にされてきた。

しかし、本当に悪い人間であれば、
信長は彼を信用しなかっただろうし、
彼の当時のポジションもなかったわけで、
何が彼をそうさせたのか、彼は本当はどんな人物だったのか、
そこんところが非常に知りたくなってしまう。


近年、「歴女」たちの間でも
とても人気が高いと言う光秀。

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@ぴあ > 戦国武将特集


2014年のNHKの大河ドラマのゆくえ、
決まるまで、目が離せないんだよなあ。




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