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OTV(オー・ティー・ヴィ)(1985年)ホイチョイ・プロダクション; 馬場 康夫 [売れた本]

バブル経済真っただ中(1986年頃)。
東京で一人暮らしをしていたときに、
昔のバイト仲間ということでボクを
頼って転がり込んできた友人が、
後日出て行くときに置いていった本。

もらったので仕入れはタダ、
3,000円で販売。

販売価格¥3,000+配送料¥250ーアマゾン手数料¥610=入金額合計¥2,640
- メール便¥160ー梱包費¥20
そこから仕入0円を引くと、利益2,460円。


ISBNなんて無縁の
ものすごい古書。

まあまあのお宝だ。

なあんだ、アイツめ、
ちゃんと置き土産していったんじゃないか。




OTV(オー・ティー・ヴィ)(1985年)

OTV(オー・ティー・ヴィ)(1985年)

  • 作者: ホイチョイ・プロダクション
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 1985/07/23
  • メディア: -





ホイチョイ・プロダクション、
懐かしいですねえ。

バブルと言えばホイチョイ、
ホイチョイと言えばバブル、
を連想するほど、彼らの作品は巷を賑わした。

いちばん有名なのは、
一大スキーブームを巻き起こした映画「私をスキーに連れてって」。
そして、モノの歴史、ブランドの歴史をパロディ化した
テレビ番組「カノッサの屈辱」。
そして広告業界ネタの漫画「気まぐれコンセプト」などなど。

私も業界人のハシクレとして、
ひと通りの洗礼を受け、1シーズンに13回もスキーに行くわ、
ダイビングを始めるわ、新婚旅行はモーリシャス島だわ、
ブランド時計やらなんやらを見栄はって買い求めるわ。

いい時代だったなあ。
毎日、金持ちになれることを疑わずに
遊びまくったし、働きまくった。



そんな時代の空気を彼らはいち早くつかんで、
独自の視点でテレビウォッチングを
コンセプトとして発表したのがこの「OTV」。

テレビのベタなパターンを
笑いのネタとして楽しく解き明かす
新しいテレビ批評スタイル。


なあんだ、そうだったんだって、
テレビのことが身近に感じられて
ワケ知りっぽくなって
有頂天だったなあ。

そんな、
楽しかった
時代の本。





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